婚活に潜む「認知的不協和」―なぜうまくいかない時ほど考え方を整えることが大切なのか

婚活をしていると、「あの人、条件はいいのに気が進まない」「もう少し頑張れば結婚できるはずなのに疲れてしまう」など、 自分でも説明できないモヤモヤを感じることがあります。 それは、心理学でいう「認知的不協和」が起きているサインかもしれません。
認知的不協和とは?
認知的不協和とは、自分が持つ考えや行動が矛盾しているときに感じる心理的な不快感やストレスのことです。 この理論は心理学者レオン・フェスティンガーによって提唱され、ビジネスや恋愛、日常のあらゆる場面に当てはまります。
たとえば「タバコは健康に悪い」と分かっていながら吸い続ける人が「ストレス解消になるから大丈夫」と考えるように、 人は不快な矛盾を感じたとき、無意識に“自分を納得させる理由”を探そうとします。 これが、認知的不協和の解消メカニズムです。
婚活で起こりやすい
“3つの不協和”
① 理想と現実のギャップ
「理想の相手像」が高すぎると、現実との間に大きなギャップが生まれます。 その結果、「誰と会ってもピンとこない」「理想を下げたくないけど、このままでは結婚できない」と悩み、 自分を責めてしまうこともあります。
② 周囲の意見とのズレ
親や友人から「もっとこういう人がいいよ」と言われると、自分の価値観が揺らぐことがあります。 「本当は穏やかな人が好きなのに、見栄えの良い相手を選んでしまう」といったことも、 実は他人の価値観を取り入れすぎているサインです。
③ 行動と感情のズレ
「本当は休みたいのに、婚活を続けなきゃ」「あまり興味がないけどデートに行かなきゃ」―― 無理を続けると、婚活が“義務”になってしまい、楽しむ気持ちが薄れていきます。
不協和を解消するための
3つのポイント
1. 自分の“本音”を言語化する
まずは「何に違和感を感じているのか」を書き出してみましょう。 「周りに焦っている」「理想を下げたくない」「断られるのが怖い」など、正直に見つめることで整理ができます。
2. 思考を“柔軟”に保つ
婚活では、理想の条件よりも「一緒にいて自然にいられるか」が大切です。 条件にとらわれず、「この人となら安心できそう」と感じる瞬間を大事にしてみてください。
3. 信頼できる人に相談する
婚活は自分一人で悩むより、客観的に見てもらうことで前に進めます。 結婚相談所では、カウンセラーがあなたの思考のクセを一緒に整理し、気持ちを整えるお手伝いをします。
プールトゥジュールでは
私たちは、柏市を中心に夫婦カウンセラーとFPカウンセラーで活動しております。 ファイナンシャルプランナー(FP)の資格も活かし、将来を見据えた安心の婚活設計をご提案しています。 「焦る気持ち」「理想とのズレ」「何を信じて進めばいいかわからない」と感じる方に、 心理的なサポートと現実的なアドバイスの両面から寄り添います。
柏市・流山市・松戸市・鎌ケ谷市・我孫子市・野田市・印西市・船橋市など近隣エリアの方も、 ぜひ一度、無料相談にお越しください。 オンライン・出張面談も可能です。
